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IPインフォメーション
2021.12.02IPインフォメーション
「契約書AI解析・管理システム」特許群について
●契約書AI解析・管理システム
- 契約書管理システム、契約書管理方法、および契約書管理プログラム
- 特許番号:6290459(日本)
- 出願日:2016年8月31日
- 登録日:2018年2月16日(日本)
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発明概要:
契約書の文書をAIなどを用いて解析し、契約に関する重要な情報をハイライト表示などでユーザーに明示します。さらに、契約相手・内容などの観点でのリスクや、それらを考慮した総合的なリスクを明示します。
本発明を用いることにより、契約内容を管理システムなどに入力する手間が省け、管理工数を少なくすることができます。また、契約者は契約に伴うリスク(契約相手や契約期間、契約の種類など)を容易に把握することが可能となります。なお、本特許は令和3年度九州地方発明表彰において、「文部科学大臣賞」を受賞しております。
詳しくは以下のWebサイトをご覧ください。
http://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/R3/jusho_kyushu/index.html
- 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
- 特許番号: 6635624(日本)、10755094(米国)
- 出願日:2016年11月9日
- 登録日:2020年1月26日(日本)、2020年8月25日(米国)
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発明概要:
契約書の文書に記載されているさまざまな項目に対してAIが重みづけを行い、契約内容から得点化を実施し、その契約書の項目の総合得点により契約書の重要度を決定します。
また、利用しているユーザーが重要度の違いを感じた場合、ユーザーが契約書の重要度の並べ替えを行い、その重みづけの項目を指定して変更することができます。そして、変更された重みづけを再度AIが学習し、そのユーザーごとの重要な契約を学習していきます。一定の時間がたった後、ユーザー全体(会社全体)の契約書の重要度に対する重みづけを、ユーザーごとの学習成果をもとに見直しを実施し、契約書の重要度を再設定します。
■特許活用例
AIを活用した契約書管理サービス「OPTiM Contract」にて「契約書AI解析・管理システム」特許群が活用されることで、 AIが契約書を解析し、自動で情報を抽出&入力し、契約相手、契約の種類、キーワードなどから重要箇所について判定します。これにより、契約内容の手入力といった記入作業を効率化することができます。また、契約者は契約に伴うリスク(契約相手や契約期間、契約の種類など)を容易に把握することが可能となります。
さらに、利用企業ならびに利用ユーザーごとに異なる重要項目をAIが学習・判定し、営業担当者や法務担当者、経理担当者など、ユーザー別に異なる契約書の重要度を数値化します。これにより、大量の契約書の中で確認の優先度付けを行うなど、業務効率化を図ることに寄与いたします。
■AIを活用した契約書管理サービス「OPTiM Contract」とは
「OPTiM Contract」とは、契約書管理の効率化を実現するサービスです。医療・建設など高いセキュリティレベルを求められる環境でのDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現してきた、AI・IoTプラットフォームサービス「OPTiM Cloud IoT OS」を基盤としているため、安心安全な環境下での契約書管理を可能にします。
「OPTiM Contract」を利用することで、登録された契約書をAIが解析し、タイトルや企業名、有効期間などを自動抽出します。また、柔軟な検索機能が搭載されており、ユーザーが検索したい文言を入力するだけで、探している契約書をすぐに見つけることができます。さらに、自動抽出された有効期間を基に契約更新日をユーザーに通知することで、契約更新漏れによる、経済的な損失を防ぐことができます。
「OPTiM Contract」についての詳細は以下のWebサイトをご確認ください。
https://www.optim.cloud/services/optim-contract/
■IPインフォメーションとは?
オプティムでは、創業当初からイノベーションを起こし、独自技術を搭載した製品サービスを知財で保護することによって新市場や新顧客を開拓してきました。このような背景から、「イノベーション活動の成果は知財である」という考えが根づいています。
そして、一貫した知財戦略のもとに事業活動を展開するため、知財戦略チームを中心とした知財管理体制を構築し、イノベーション活動に取り組んでおります。
そのような中で、オプティムが保有する特許について、その内容と活用例、活用イメージを「IPインフォメーション」という形で定期的に分かりやすく紹介していきます。