契約書管理システム比較表13選|機能・料金・タイプを全解説

公開日:2024/09/30

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「契約書を電子化するため、契約書管理システムを導入したい」
「自社に合った契約書管理システムを選ぶために、複数のサービスをしっかり比較検討したい」

たくさんある契約書管理システムの中から、一体どれを選べば良いのか分からず、悩んでいるのではありませんか?

そこで、今回は主要な13の契約書管理システムを料金・機能・その他気になるポイントを徹底比較してご紹介します。

サービス名 おすすめポイント
Docusign CLM 世界中に利用者が多く、グローバル対応や高度なAI分析機能を完備
Hubble バージョン管理が全自動!作成過程が分かるので社内やり取りがスムーズ
ContractS CLM 契約書の大量作成の負担を軽減する一括作成、一斉締結依頼機能を搭載
契約管理DX ConPass 紙も電子も一挙にクラウド上で管理が可能に!ISMS認証取得
クラウドサイン 弁護士監修だから法務面はお任せ!ISMS認証取得で万全のセキュリティ
Money Forward クラウド契約 会計ソフト「Money Forward」ユーザーなら、会計データや勤怠管理などバックオフィス業務との連携がスムーズに
GMOサイン 署名機能は契約印・実印・マイナンバー印の3種類!法的効力・証拠能力が強く、長期保存が必要な契約書でも安心
WAN Sign 利用件数に制限はあるものの0円から利用可能!取引先が少数の企業におすすめ
OPTiM Contract 月1万円以下で自動入力とAI解析が利用できる!コスパ最強の有能システム
LegalForceキャビネ 弁護士や司法書士が開発!ISMS認証取得で安心して利用できる
kintone 「kintone」ユーザーなら連携がスムーズで使いやすさ抜群
楽々Document Plus Cloud 長年の実績に基づいた、高いセキュリティレベルを提供
My Quick ユーザー数は無制限、オプションでAI搭載も可能

それぞれの詳細は下記のとおりです。

【比較表】
サービス名 料金(円) 無料トライアル 初期費用 ファイル容量 外部連携サービス AI搭載 電帳法対応 セキュリティ サポート
Docusign CLM 月1,800円(税別)〜 あり 問い合わせ 不明 3 (Salesforce、SAP Ariba、Coupa) ISO 2700やSOC1 Type2、SOC 2 Type2 導入時
Hubble 問い合わせ あり 0円 不明 7 (Microsoft Teams、クラウドサイン、Chatwork、Docusign、GMOサイン、Slack、Gmail) ISO/IEC27001 導入・定着支援チャット
ContractS CLM 問い合わせ 問い合わせ 問い合わせ 不明 Slack ISMS取得、SAML認証 導入支援、活用支援コンサルティング、チャット、メール、電話
契約管理DX ConPass 30,000円〜(税別) あり 不明 無制限 4 (Adobe Acrobat Sign、Docusign、クラウドサイン、GMOサイン) 不明 ISMS認証 (ISO/IEC 27001)、Pマーク取得 メール、電話
クラウドサイン 月10,000円〜(税別) あり 0円 不明 Salesforce、kintone、楽楽販売、Sansan、Hubbleなど多数 有料プランのみ ISO/IEC 27001、ISO/IEC 27017 導入コンサルティング・操作マニュアル・チャット
Money Forward クラウド契約 月0円〜 あり 0円 不明 Salesforce、API、Box、マネーフォワード債務支払、Slack、Gmail 電子取引のみ(スキャナ保存には未対応) 不明 メール、チャット、有料の導入支援サービス
GMOサイン 月8,800円〜(税別) あり 不明 不明 API、Salesforce、kintone、slack、Box、Power Automateなど多数 「S/MIME」、二要素認証、権限管理、閲覧制限 導入支援
WAN Sign 0円〜 問い合わせ 0円 不明 ワークフローシステム、Salesforce、kintone、業務パッケージ、電子請求書サービス、データ連携ツールなど多数 GlobalSignと直接連携、Adobe認定のルート証明書、IPアドレス制限、プライバシーマーク取得など 電話、担当営業サポート、オンライン対応など
OPTiM Contract 月9,980円〜(税別) あり なし 無制限 5 (Adobe Sign、クラウドサイン、GMOサイン、WAN Sign、Docusign) ISMS認証、SSL証明書による暗号化通信やRDSによるDBの暗号化、第三者機関による脆弱性回避の認証 問い合わせフォーム
LegalForceキャビネ 問い合わせ なし 不明 不明 4 (GMO電子印鑑Agree、クラウドサイン、Docusignの電子署名、GMOサイン) ISMS認証 ISO/IEC 27001、ISO/IEC 27017 チャット、メール
kintone 月10,000円〜(税別) なし 100,000円(税別) 不明 1 (クラウドサイン) × ユーザーや契約書の項目ごとにアクセス権限を設定、ダウンロード制限 セミナーあり
楽々 Document Plus Cloud 月90,000円〜(税別) 不明 300,000円(税別) 100GBまで 4 (クラウドサイン、SMBCクラウドサイン、Docusign、GMOサイン) × 暗号化(TSL)、BCP対策、印刷・ダウンロード禁止設定 オンライン
My Quick 月20,000円〜(税別) あり 0円〜 ファイル数上限20 3 (クラウドサイン、Docusign、GMOサイン) × シングルサインオン 不明
【比較表(機能)】
サービス名 契約書作成補助 英文対応 Word編集 コメント機能 テンプレートから作成 オリジナルテンプレート登録 電子署名、印鑑 関連書類・ファイル紐付け ワークフロー 紙の契約書スキャン メールで受領した契約書の取り込み PDF形式の契約書の取り込み 管理台帳の作成 期限リマインダー 契約書のタグ付け ダッシュボード バージョン管理
Docusign CLM
Hubble
ContractS CLM
契約管理DX ConPass
クラウドサイン
Money Forward クラウド契約
GMOサイン ー(オプション)
WAN Sign
OPTiM Contract ◎(AIによる自動化)
LegalForceキャビネ
kintone
楽々Document Plus Cloud
My Quick ◯(作成代行サービス)
※表中の「ー」は、機能の搭載なしまたは公式サイトでの記載がなく不明なもの

本記事では、上記の表にあるように厳選した13の契約書管理システムの特徴や機能を徹底比較していきます。

最後までお読みになれば、自社が本当に必要とする契約書管理システムを選ぶことができるでしょう。

この記事が、最適な契約書管理システムを導入するサポートになれば幸いです。

1. 自社に最適な契約書管理システムを選ぶポイント5つ

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自社に最適な契約書管理システムを選ぶ前に、押さえておくべきポイントがあります。

重要 自社に必要な機能を選ぶ
種類を選ぶ
セキュリティが高いものを選ぶ
任意 ・拡張性が高いものを選ぶ
・操作性が高いものを選ぶ

上記のポイントを押さえることで、自社が本当に求める契約書管理システムが明確になり、最適なサービスを選ぶことができるでしょう。

それぞれのポイントを詳しく説明していきますので、ぜひ参考にしてください。

1-1.自社に必要な機能を選ぶ

まず、自社に必要な機能をリストアップすることが重要です。

契約書管理システムには便利な機能がたくさんありますが、自社にとって必要な機能が何なのか分からなければ選びようがありません。

契約書管理システムに搭載されている主な機能は、次のとおりです。

契約書管理に関する主要な機能
  • ・契約書の読み込み
  • ・契約内容を自動入力
  • ・契約更新の管理(アラート機能、メール通知)
  • ・閲覧権限の管理
  • ・文書検索
  • ・セキュリティ機能
  • ・バージョン管理(変更履歴や内容を管理)
業務範囲によって追加する機能 作成
  • ・契約書の作成
  • ・契約締結過程の確認
  • ・他の電子契約サービスとの連携
  • ・テンプレート機能
締結
  • ・承認機能
  • ・他の電子契約サービスとの連携
  • ・契約の締結
利便性に応じて追加する機能
  • ・多言語機能
  • ・モバイル対応

上記のうちどの機能が必要になるかは、自社がどこまでの業務範囲を求めるのかによっても変わってきます。

例えば、契約書に関する業務は、下記の図のような流れで進められていきますよね。

自社が、契約書管理システムを導入することによって、

  • 契約書の作成から締結、管理までを一元化したい
  • 契約書の締結から効率化したい
  • 契約書の管理だけで十分

など、必要とする業務範囲や現状の業務課題を照らし合わせて、自社に必要な機能をリストアップしていきましょう。

1-2. 種類を選ぶ

自社の課題とシステム導入による目標を明確にしたら、次は契約書管理システムの種類を選びましょう。

契約書管理システムの種類は、主に次の4つです。

種類 設備投資 アクセス 保守管理 カスタマイズ性 拡張性
クラウド型 不要 インターネット経由 サービス提供者
オンプレミス型 必要
(自社サーバーに構築)
社内ネットワーク 自社
パッケージ型 必要
(自社サーバーに設置)
社内ネットワーク経由 自社またはサービス提供者
無料ツール 不要 インターネットまたは社内ネットワーク 自社またはサービス提供者

上記からもお分かりの通り、契約書管理システムは種類によって特徴が異なります。

最近の傾向で主流なのは、初期費用を抑えられて手軽に運用できるクラウド型です。

しかし、セキュリティやカスタマイズ性を上げたい企業の中には、費用をかけてもオンプレミス型を導入するケースもあります。

どの種類にするかは、自社の導入予算や必要とする規模、自社のITレベルなどを総合的に判断して決めると良いでしょう。

1-3. セキュリティが高いものを選ぶ

契約書管理システムを選ぶ際は、セキュリティ面もしっかり重視しましょう。

契約書管理システムには自社や取引先の重要な機密情報が含まれているため、情報漏洩を防止するためにも、できる限りセキュリティ機能は充実させておくべきです。

セキュリティ面を構築する機能は、主に次の通りです。

高度なセキュリティレベル ◎ISMS認証
以下の国際規格を取得して構築されていることが望ましい
・【最重要】ISO/IEC 27001(国際的なセキュリティを体系的に網羅)
・ISO/IEC 27017(クラウドサービスに特化)
・ISO/IEC 27701(個人情報保護に特化)
一般的なセキュリティレベル ・アクセス制御
・データ暗号化(SSL、RDSなど)
・アクセス権限設定
・多要素認証
・バックアップ、リカバリー機能など
・定期的なセキュリティシステムのアップデートの有無

上記にあるように、高度なセキュリティが必要な場合は、国際的な情報セキュリティ規格である「ISMS認証」を取得しているサービスであるかをチェックしてください。

1-4. 拡張性が高いものを選ぶ

最後に重要なポイントは、契約書管理システムの拡張性を考慮するということです。

拡張性が高い方が、今後の事業拡大や既存の電子契約サービスとの連携を含め柔軟に対応できます。

契約書管理システムの拡張性とは、具体的に次のような機能です。

  • データ容量の増加
  • 新しい機能の追加
  • ユーザー数の増加
  • 他の電子契約サービスなどとの連携

拡張性が高い契約書管理システムを導入することで、さまざまな変化やニーズに対応でき、長期的な運用が可能になるでしょう。

1-5. 操作性が高いものを選ぶ

契約書管理システムの種類を選んだら、次は操作性について見ていく必要があります。

自社に契約書管理システムを導入する場合、操作する人がITスキルに長けているベテランだとは限りません。

新入社員から紙での処理に慣れ親しんでいる人まで、幅広い人が簡単に使えるような操作性であることが求められます。

例えば、次のようなポイントで操作性を判断します。

  • 見やすいレイアウト、画面表示になっているか
  • 操作方法が簡単か
  • 検索機能が使いやすいか
  • ワークフロー機能があるか
  • ダッシュボード機能(重要な情報を一覧表示する機能)があるか
  • サポート体制が整っているか

上記のポイントでシステムの使いやすさを考慮し、導入したいサービスを検討していきましょう。

2. 作成から管理まで一元化|検索や入力を自動化したい人におすすめの契約書管理システム 4 選

1. 自社に最適な契約書管理システムを選ぶポイント 5 つ」で、自社に合った契約書管理システムを選ぶポイントがおわかりなったかと思います。ここからは、おすすめの契約書管理システムを主な業務範囲別にご紹介していきましょう。

まずご紹介するのは、契約書の作成から契約書管理まで、契約書に関するあらゆる業務を効率化したいケースにおすすめやサービス 4 つです。

それぞれのサービスについて詳しく説明していきますので、AI 搭載タイプが気になる人はぜひチェックしてください。

2-1. 【AI 搭載】グローバル対応や高度な分析機能!Docusign CLM

出典:Docusign
サービス名 Docusign CLM
料金 月 1,800 円 (税別) 〜
無料トライアル あり
初期費用 問い合わせ
ファイル容量 不明
外部連携サービス 3 (Salesforce、SAP Ariba、Coupa)
AI 搭載
セキュリティ ISO 2700 や SOC1 Type2、SOC 2 Type2
サポート 導入時

※2024 年 8 月 28 日時点での情報です。

契約書の作成から管理まで、契約書に関する業務を一元化できるサービスです。

世界 180 ヶ国以上、100 万以上の企業・組織で利用されている Docusign の技術力とノウハウが詰め込まれているため、グローバル展開する企業におすすめです。

中でも特徴的なのが、高度な分析機能。契約に特化した AI および分析機能を搭載しています。

さらに、100 以上の事前設定済みのワークフローやテンプレートを活用して、文書の作成やレビュー、承認、締結などをスムーズに実行できます。

また、キーワード、コンセプト、メタデータで文書を検索したりフィルタリングすることができるので、必要な時にすぐ契約書を探すことが可能です。

2-2. 【AI 搭載】バージョン管理が全自動、社内やり取りがスムーズに!Hubble

出典:Hubble
サービス名 Hubble
料金 問い合わせ
無料トライアル あり
初期費用 なし
ファイル容量 不明
外部連携サービス 3
AI 搭載
セキュリティ SSO(シングルサインオン)、二段階認証、IP アドレス制限
サポート 導入・定着支援、チャット

※2024 年 8 月 28 日時点での情報です。

契約書作成、確認にかかる時間を大幅に削減。自動でバージョン管理や変更点がわかるので、

「どれが最新版の契約書が分からない」
「先方からきた内容と自社の最終版の変更点を見逃してしまう」

といったお悩みがあるケースにピッタリです。
依頼内容が自動で一覧化され、案件の抜け漏れを防ぎます。

また、チャットツールとの連携も可能。契約書の進捗状況も逐一把握できます。

さらに、締結した契約書をアップロードするだけで「契約相手名」「自動更新の有無」などを読み取り、AI が網羅的な管理台帳を自動作成してくれます。

2-3. 【AI 搭載】大量作成の契約書は一括でお任せ!ContractS CLM

出典:ContractS CLM
サービス名 ContractS CLM
料金 問い合わせ
無料トライアル 不明
初期費用 不明
ファイル容量 不明
外部連携サービス Slack
AI 搭載
セキュリティ ISMS 取得、SAML 認証
サポート 導入支援、活用支援コンサルティング、チャット、メール、電話

※2024 年 8 月 28 日時点での情報です。

契約書のフォーマットは、Word、PDF、HTML の形式でテンプレート化ができ、既存のフォーマットをア ップロードするだけでテンプレート化が可能です。

また、AI による自動読み取り機能を備えているので、契約書をアップロードするだけで、台帳の契約項目 に自動的に反映できます。

他にも、雇用契約や申込書など、大量に発生する定型的な契約を一括で作成して、一斉に締結依頼できる 機能や、電子締結など契約締結機能も充実しています。

さらに、契約書の検索は、フリーワードや全文、カスタム検索などが可能です。他社サービスを利用し締 結した契約書でもシステム上で一元管理ができるのも便利です。

セキュリティは万全。SAML2.0 に準拠している IdP(ID 管理システム)と連携しているほか、IP アドレス 制限やアクティビティログなど、機密情報を守るための対策は十分です。

2-4. 【AI 搭載】紙も電子もすべてクラウド上に!契約管理 DX ConPass

出典:契約管理 DX ConPass
サービス名 契約管理 DX ConPass
料金 30,000 円〜(税別)
無料トライアル あり
初期費用 不明
ファイル容量 無制限
外部連携サービス 4(Adobe Acrobat Sign、Docusign、クラウドサイン、GMO サイン)
AI 搭載 ◯(管理項目の自動抽出機能)
セキュリティ ISMS 認証、P マーク取得
サポート 導入後トレーニングあり

※2024 年 8 月 28 日時点での情報です。

電子契約書だけでなく、紙の契約書も含めた全ての契約書をクラウド上で管理できるサービスです。

保管したい書類をアップロードすれば、AI が管理項目を自動入力。契約書名、相手先、契約日など全 10 項 目の抽出が可能なので、面倒な台帳作成の負担を軽減できます。

自動抽出以外でも、利用ニーズに合わせて項目をカスタマイズすることが可能。契約期限が近い契約書は ダッシュボードで確認できるので、契約書の更新漏れも防げます。

また、修正履歴を理由とともに保存。修正履歴をテンプレート単位で保存することができるほか、同様の 修正も過去の履歴から素早く反映します。

さらに、ニーズに応じて、書面契約の押印、郵送、受取り、スキャンニング、原本保管も可能。Adobe Acrobat Sign と連携すれば、電子契約も任せられます。

3. 契約から管理までお任せ!おすすめの契約書管理システム 4選

こちらで紹介するのは、契約締結から契約書管理まで一元化できるおすすめの契約書管理システム 4 選で す。

それぞれのサービスについて詳しく説明していきますので、気になるものはぜひチェックしてくださいね。

3-1. 弁護士監修で安心取引、セキュリティも万全!クラウドサイン

出典:クラウドサイン
サービス名 クラウドサイン
料金 月 10,000 円(税別)〜
無料トライアル あり
初期費用 0 円
ファイル容量 不明
外部連携サービス Salesforce、kintone、楽楽販売、Sansan、Hubble など多数
AI 搭載 ×
セキュリティ ISO/IEC 27001、ISO/IEC 27017
サポート ・導入コンサルティング ・操作マニュアル ・チャット

※2024 年 8 月 28 日時点での情報です。

日本の法律に特化した弁護士監修の電子契約サービスです。

各種認証制度をクリアした日本国内 2 カ所のデータセンターでデータを保管。高いセキュリティを求める 金融機関や官公庁でも多く利用されています。

もちろん、グローバルなセキュリティレベルの指針であるISMS認証も取得しています。

さらに、さまざまな外部サービスとの連携が可能。電子契約に関連する領域のソリューションや、 Microsoft Teams、kintone など多数の外部サービスと連携できます。

3-2. 「Money Forward」ユーザーなら連携がスムーズ!Money Forward クラウド契約

出典:Money Forward クラウド契約
サービス名 Money Forward クラウド契約
料金 0 円〜
無料トライアル あり
初期費用 0 円
ファイル容量 不明
外部連携サービス Salesforce、API、Box、マネーフォワード債務支払、Slack、Gmail
AI 搭載 ×
セキュリティ 不明
サポート メール、チャット、有料の導入支援サービス

※2024 年 8 月 28 日時点での情報です。

契約書の法務相談から保存管理までを網羅的にカバーする、電子契約・契約書管理サービス。

契約書の送信料・保管料がデータ量を問わず、ずっと 0 円なので、契約書が多く、ランニングコストを抑 えたい企業におすすめです。

また、通常オプション料金が発生することが多いワークフロー機能も、追加料金なし。ワークフロー機能 で、承認フローや内部統制を整備し、業務効率化を目指せます。

紙の契約書はもちろん、他社電子契約サービスから受領する電子契約データも、締結時に自動取り込みが 可能です。

3-3. 署名機能は契約印・実印・マイナンバー印の 3 種類!GMO サイン

出典:GMO サイン
サービス名 GMO サイン
料金 月 8,800 円(税別)
無料トライアル あり
初期費用 不明
ファイル容量 不明
外部連携サービス API、Salesforce、kintone、slack、Box、Power Automate など多数
AI 搭載 ×
セキュリティ 「S/MIME」、二要素認証、権限管理、閲覧制限
サポート 導入支援あり

※2024 年 8 月 28 日時点での情報です。

電子契約から契約書管理まで、契約書に関する業務を一元化できるサービスです。

契約に必須な署名機能や手書きサイン、署名登録、印影登録などを完備。署名機能には、契約印タイプ (電子署名)、実印タイプ(電子署名)、マイナンバー実印(オプション)の 3 つがあります。

契約書管理に関しては、契約更新の通知やフォルダ管理、文書情報項目設定や文書リスト作成の機能で業 務を効率化。

もちろんセキュリティも万全で、メールに電子署名を施す「S/MIME」、二要素認証、権限管理や閲覧制 限を備えています。オプションでクライアント認証や SSO/ldp 連携をプラスすれば、さらにセキュリティ レベルを上げることができるでしょう。

多言語対応(日本語、英語、中国語、スペイン語、ポルトガル語、タイ語、ミャンマー語、ベトナム語の 8 ヶ国語)、スマホアプリ対応で利用シーンの幅も広げられます。

3-4. 0 円から利用可能!取引先が少数なら WAN Sign

出典:WAN Sign
サービス名 WAN Sign
料金 無料〜
※無料プランは対応件数に制限あり/3 件〜10 件
無料トライアル あり
初期費用 無料
ファイル容量 不明
外部連携サービス ワークフローシステム、Salesforce、kintone、業務パッケージ、電子請求 書サービス、データ連携ツールなど多数
AI 搭載 ×
セキュリティ GlobalSign と直接連携、Adobe 認定のルート証明書、IP アドレス制限、プ ライバシーマーク取得など
サポート 電話、担当営業サポート、オンライン対応など

※2024 年 8 月 28 日時点での情報です。

4,000 社以上の情報資産を管理する NX ワンビスアーカイブズが提供する「WAN Sign」は、電子契約・契 約管理サービスです。

無料プランがあり、コストを抑えられるのが最大の魅力。初期費用 0 円、オプション費用 0 円多数など、 無料で利用できる範囲が広いので、企業規模によっては非常に使いやすいサービスだと言えるでしょう。

電子契約や契約書の管理はもちろん、既存の紙の電子化作業も任せられます。また、内部統制機能により、 承認漏れを防止するなどワークフロー体制の構築もでき、ミスのない運用が可能です。

書面契約の電子化サービスや紙の契約書の原本を保管するサービスもあり、これから電子化して業務効率 化を図りたいケースには最適。

サービス導入前から導入後まで、専任の営業担当者が無料でサポートするので、電子化に不安があるケー スでも安心して導入できます。

4. 管理だけ効率化したい人におすすめの契約書管理システム 5選

最後にご紹介したいのは、契約書の管理だけ効率化したい人におすすめの契約書管理システム 5 選です。

上記の中には、AI を搭載し、自動で台帳に入力できる機能を備えているものもあります。それぞれの特徴 について詳しく説明していきますので、ぜひ最後までお読みになってくださいね。

4-1. 【AI 搭載】月1万円以下で自動入力とAI解析!「OPTiM Contract」

出典:OPTiM
サービス名 OPTiM Contract
料金 月 9,980 円(税別)〜
無料トライアル あり
初期費用 なし
ファイル容量 無制限
外部連携サービス 5(Adobe Sign、クラウドサイン、GMO サイン、WAN Sign、Docusign)
AI 搭載
セキュリティ ISMS 認証、SSL 証明書による暗号化通信や RDS による DB の暗号化、第三者機関による脆弱性回避の認証
サポート 問い合わせフォームで対応

※2024 年 8 月 28 日時点での情報です。

「OPTiM Contract」は、株式会社オプティムが提供する契約書管理システム。契約書を徹底して管理でき るサービスです。

同サービスは高精度 AI を搭載しており、契約書内容の入力や検索を自動化。

1 つの契約書を平均 30 秒程度で AI が読み取り、自動で管理台帳に登録します。

AI が読み取れる内容は当事者名や契約開始日、取引金額など、契約書内の重要項目をほとんど網羅。これ まで Excel などに手入力していた人的作業を減らし、社員の負担軽減やミスの回避を実現できるでしょう。

さらに AI による検索機能や書式の AI 解析対応など、AI を最大限に活かして書類管理を自動化できます。

そのほか、同サービスの特徴は次の通りです。

  • 契約期限アラート
  • 全文検索
  • 関連資料の添付
  • 項目のカスタマイズ
  • CSV 出力
  • 関連契約書の紐付け
  • アクセス権限管理
  • 操作権限管理
  • 独自書式の AI 解析対応
  • 編集履歴の保存
  • AI 検索
  • シングルサインイン

「OPTiM Contract」の料金プランは、4 パターン。無料トライアルもあるので、「AI 機能をまずは試して みたい」「契約書管理システムを使ってみたい」というケースにもおすすめです。

また、電子契約サービスとの連携も可能。「Adobe Sign」「クラウドサイン」「GMO サイン」「WAN Sign」「Docusign」に対応していて、同様の他サービスよりも多い 5 つのサービスと連携でき、利便性に優れています。

セキュリティ性が高いのも魅力の一つ。

国際的な情報セキュリティの規格である ISMS 認証取得企業であり、機密性・安全性・可用性を徹底した 体制での情報管理を行っています。

SSL 証明書による暗号化通信や RDS による DB の暗号化、第三者機関による脆弱性回避の認証を取得して います。

4-2. 【AI 搭載】弁護士や司法書士が開発!法務を任せるなら LegalForce キャビネ

出典:LegalForce キャビネ
サービス名 LegalForce キャビネ
料金 問い合わせ
無料トライアル なし
初期費用 不明
ファイル容量 不明
外部連携サービス 4(GMO 電子印鑑 Agree、クラウドサイン、Docusign の電子署名、GMO サイン)
AI 搭載
セキュリティ ・情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS) ・ISMS クラウドセキュリティ認証取得
サポート チャット、メール

※2024 年 8 月 28 日時点での情報です。

「LegalForce キャビネ」は、弁護士や司法書士などの法務のプロが開発に関わっているサービス。

AI 機能と法務業務の効率化に特化した契約書管理システムです。

特に好評なのが、アップロードした契約書の内容を読み取り、AI がリスクを判断して修正アドバイスを行 う「AI 契約審査」です。

他にも契約書の一元管理、検索機能、更新期限のリマインドなど、契約書管理システムの基本的な機能は 十分に揃っています。

料金プランはホームページ上に記載はありません。導入企業の規模や希望に合わせて最適なプランが提案 されます。

電子契約サービスとの連携は 3 つで、Docusign、GMO サイン、クラウドサインと連携できます。

4-3. kintone ユーザーなら使い勝手抜群!契約書管理 on kintone

出典:契約書管理 on kintone
サービス名 契約書管理 on kintone
料金 月 10,000 円〜(税別)
無料トライアル なし
初期費用 100,000 円〜
ファイル容量 不明
外部連携サービス 1(クラウドサイン)
AI 搭載 ×
セキュリティ ユーザーや契約書の項目ごとにアクセス権限を設定 ダウンロード制限
サポート セミナーあり

※2024 年 8 月 28 日時点での情報です。

サイボウズが提供する、業務効率化を図るクラウドサービス「kintone」の契約書管理システムです。紙の契約書を PDF 化して一元管理できます。

検索、閲覧機能や履歴管理、期限管理機能などを備え、紙での管理では煩雑だった管理業務を効率化。さらに、取引先の移転や電話番号、住所などの変更などにも一括更新で対応できるメンテナンス機能や、セキュリティ対策も充実しています。

外部サービスとの連携も可能。クラウドサインと連携すれば、電子契約も担えます。

料金プランは 3 種類(月額 10,000 円、22,000 円、25,000 円)です。

4-4. 長年の実績に基づいた高いセキュリティ!楽々Document Plus Cloud(クラウ ド版)

出典:楽々Document Plus Cloud
サービス名 楽々Document Plus Cloud
料金 月 90,000 円(税別)〜
無料トライアル 不明
初期費用 300,000 円(税別)
ファイル容量 100GB まで (オプションで容量追加可能)
外部連携サービス 4(クラウドサイン、SMBC クラウドサイン、Docusign、GMO サイン)
AI 搭載 ×
セキュリティ 暗号化(TSL)、BCP 対策、印刷・ダウンロード禁止設定
サポート オンラインサポート

※2024 年 8 月 28 日時点での情報です。

住友電工情報システムが提供する、文書管理・情報共有システム。既存のオンプレミス型・クラウド版か ら、クラウド版に特化した新バージョンが 2024 年 4 月にリリースされました。

契約書管理や電子帳簿保存法に対応するクラウド型の文書管理システムです。

サーバー調達や環境構築が不要なので、従来のオンプレミス型よりも導入負担を軽減。自社でサーバーを 持たないことで、サーバーメンテナンスも不要です。

リモートアクセスが可能で、インターネット環境さえあれば、遠隔地や自宅からでも社内文書の検索や出 張先からの承認申請などができます。

電子帳簿保存法のうち、電子取引やスキャナ保存に対応でき、どちらもタイムスタンプを付与せずに保管 が可能。JIIMA 認証取得済みです。

4-5. ユーザー数は無制限、オプションで AI 搭載も可能!My Quick

出典:My Quick
サービス名 My Quick
料金 問い合わせ
無料トライアル なし
初期費用 不明
ファイル容量 ファイル数の上限 20
外部連携サービス 3(クラウドサイン、Docusign、GMO サイン)
AI 搭載 オプション
セキュリティ シングルサインオン
サポート 不明

※2024 年 8 月 28 日時点での情報です。

契約書の保管から、記録・証跡の管理まで、ペーパーレスな契約管理を実現したい会社におすすめです。

PDF を OCR 化し、全文検索ができます。また、台帳項目を自由に設計できるほか、Excel と同様の台帳管 理項目をそのまま取り込むことが可能、検索する際も簡単に目的の文章に辿り着くことができるでしょう。

さらに、アラート通知機能で作業漏れを回避。例えば、期限の 30 日前、ファイル登録なし…など、さまざ まな条件を設定して通知できるので、自社に必要なアラートを設定することでミスを防げます。

ユーザー数は無制限なので、費用を気にすることなく社内での利用が可能です。

自社サーバー内で運用できるサブスクリプションプランの利用やサーバー不要のクラウド版など、ニーズ に応じて利用形態を選ぶことができます。

5. まとめ

いかがでしたか?あなたが自社に最適な契約書管理システムを選べるよう、主要な 13 のサービスを徹底比較してきました。

最後にこの記事をまとめましょう。

◎自社に最適な契約書管理システムを選ぶポイントは次の 5 つ
重要
  • 自社に必要な機能を選ぶ
  • 種類を選ぶ
  • セキュリティが高いものを選ぶ
任意
  • ・拡張性が高いものを選ぶ
  • ・操作性が高いものを選ぶ
◎13 の契約書管理システムのおすすめポイントは次の通り
サービス名 おすすめポイント
Docusign CLM 世界中に利用者が多く、グローバル対応や高度なAI分析機能を完備
Hubble バージョン管理が全自動!作成過程が分かるので社内やり取りがスムーズ
ContractS CLM 契約書の大量作成の負担を軽減する一括作成、一斉締結依頼機能を搭載
契約管理DX ConPass 紙も電子も一挙にクラウド上で管理が可能に!ISMS認証取得
クラウドサイン 弁護士監修だから法務面はお任せ!ISMS認証取得で万全のセキュリティ
Money Forward クラウド契約 会計ソフト「Money Forward」ユーザーなら、会計データや勤怠管理などバックオフィス業務との連携がスムーズに
GMO サイン 署名機能は契約印・実印・マイナンバー印の3種類!法的効力・証拠能力が強く、長期保存が必要な契約書でも安心
WAN Sign 利用件数に制限はあるものの、0円から利用可能!取引先が少数の企業におすすめ
OPTiM Contract 月1万円以下で自動入力とAI解析が利用できる!コスパ最強の有能システム
LegalForce キャビネ 弁護士や司法書士が開発!ISMS認証取得で安心して利用できる
kintone 「kintone」ユーザーなら連携がスムーズで使いやすさ抜群
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以上になります。記事でも説明した通り、数ある契約書管理システムの中から自社に最適なサービスを選 ぶには、事前に 5 つのポイントをしっかり押さえておくようにしましょう。

あなたが選んだ契約書管理システムによって業務が効率化され、業務スピードや質が向上していくことを 願っています。

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