ドローンによる籾の直播
農業分野では、担い手不足や離農の加速が指摘されています。
そこで、国産米の国際競争力(輸出拡大等)を高める技術のひとつとして、
超省力でかつ多収を実現するため、新たにドローン搭載型播種機を開発しています。
イメージ図
特許出願中
適量の種子を適正な位置に播種できる点播方式での播種が可能となりました。
この方式は散播方式よりも耐倒伏性に優れ多収が期待できます。
ドローンによる籾の直播と
生育の様子
国産米の競争力強化に向けた近未来型水稲直播栽培技術を確立。
更に、ドローンによる播種を自動操縦化することにより、労働時間の削減とともに、
精度よく播種できるようになり、更なる多収も期待できることが明らかとなりました。
AIによる画像解析で直播栽培⾼度化への挑戦
ドローンとAIの両テクノロジーを同時に組み合わせた更なる技術の高度化にも挑戦しています。
⼟壌状態に応じた直播技術の確立
⽯川県 農林総合研究センターの検証により、空中からの播種は、土壌が滞水していると
播種深度確保や苗立ちに悪影響を及ぼすことが明らかとなりました。
そこで、苗立ちムラ軽減手段のひとつとして、AIによる画像解析を通じて滞水部を解析し、
その結果に応じて播種量を変える技術の開発に挑戦しています。
画像解析を用いた雑草の検知
湛水直播栽培は、除草対策が不適切だと労働時間の増加や除草剤費等の追加コストの発生により減収につながります。
そこで、直播栽培で問題となっている雑草をターゲットとしてAIによる画像解析を行い、
適切な場所に除草剤を散布するピンポイント散布テクノロジーの実現に挑戦しています。
AIで特定の雑草を判別し、適切に除草剤を散布するピンポイント除草も可能に
本研究は農研機構生研支援センター「革新的技術開発・緊急展開事業(うち経営体強化プロジェクト)」の支援を受けて行いました。
最先端テクノロジーで
スマート農業を実現
オプティムでは播種・施肥・防除をドローンを用いて実施しています。
労力・コストの削減と収穫量・品質向上を我々と一緒に目指しませんか?