北海道農業共済組合
業種 保険サービス
利用業務 家畜共済における保険査定の証跡撮影および管理に利用
利用機能 写真/動画の自動アップロードによる写真管理/共有
タグ付け機能による個体識別番号を紐づけた写真撮影
タグや位置情報等による検索機能
OPTiM Tagletの写真共有/管理機能による保険査定の証跡管理で獣医師の負担低減を目指す北海道農業共済組合
課題
  • 家畜の死亡廃用認定を獣医師が一人で行うため、誤診の発生や責任の集中といったリスクがある。
  • 診断内容と報告内容に不整合があるなどのトラブルが発生した際に、後から当時の状況を確認することが難しい。
導入効果
  • 写真/動画の自動アップロードにより診療所の所長とダブルチェックや証跡管理が可能になることで、誤診の低減や責任の分散を実現。
  • タグによる写真の分類や位置情報による撮影場所の特定により証跡管理が簡単になることで、容易に過去の情報が照会可能。
写真管理機能を活用した証跡管理の実現
―OPTiM Tagletを導入したきっかけはなんでしょうか。
家畜共済においては獣医師が家畜を診断し死亡廃用認定を行ったうえで共済金をお支払いしますが、この認定は獣医師が一人で行うため、誤診のリスクや責任が獣医師一人ひとりに集中してしまうという課題がありました。
そこで、診断の証跡管理を行い、かつ診療所の所長がダブルチェックを行うことで、獣医師の誤診や責任の集中を防ぐため、撮影した写真をリアルタイムで記録・共有できるOPTiM Tagletの導入を決めました。
―OPTiM Tagletのご利用の流れを教えてください。
獣医師は農家から連絡があった家畜の死亡または廃用確認を行うために現地に赴き、家畜の個体識別番号をOPTiM Tagletのタグ機能に登録したうえで家畜を撮影します。
その後、診療所に戻った獣医師は別途作成した報告書を診療所の所長に提出のうえ、保険の請求処理を行います。
報告書を受け取った所長は、報告書の内容とOPTiM Tagletで撮影した写真を突合しながら、診断内容に齟齬がないことや保険の請求処理漏れがないことを確認します。
―導入によって得られた効果を教えてください。
診断結果を所長とダブルチェックが可能になったことにより、より安全な診断ができるようになりました。
また、トラブルが発生した際に、診療所だけでなく本所でもダッシュボードから写真を確認できるため助かります。
申請漏れや虚偽の申請などが発生した場合、最悪裁判に発展することもあります。現在の保険請求の流れでは獣医師個人で判断ができるので、何かあった時の責任は見に行った獣医師一人にのしかかってしまうのです。
このため、簡単に証跡管理を行うことができるOPTiM Tagletの導入により獣医師の負担が低減できました。
タグ機能による素早い情報付与と高い検索性
―OPTiM Tagletでよくご利用になっている機能は何ですか。
タグ機能をよく利用しています。診療対象となる乳用牛や肉用牛などは全道で約100万頭ととても多く、限られた時間で効率的に回診する必要があるため、素早く情報を残せるタグは必須の機能です。
―OPTiM Tagletの便利な点を教えてください。
撮影した写真の自動アップロードと、タグで写真の検索が可能な点です。従来はデジカメで撮影した写真をパソコンに取り込み1枚1枚目視で確認し整理していましたが、OPTiM Tagletは写真をパソコンに取り込む手間がなく、またタグで簡単に写真を検索できるので非常に手間が減りました。
NOSAI北海道(北海道農業共済組合)
農業保険法に基づいて、北海道に設置されている農業共済組合です。
保険の仕組みを利用して、農作物、家畜、果樹、畑作物、園芸施設などを対象に、災害を受けた農業者の損失を補填(ほてん)して、農業経営の安定を図ることを目的としています。

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