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タカマツハウス株式会社

検証期間中に実感、「導入した後も安心だと思った」 ~他社と比較した時の「OPTiM Biz」採用のポイント~

導入理由
  • Windows端末のセキュリティを強化したい
  • OSデバイスの管理体制を整備し、キッティング作業を効率化したい

導入効果
  • デバイス管理がWeb上で一元化され、利用状況の把握が容易になった
  • iOSのキッティング作業が標準化され、1台あたり1~2時間かかっていた設定作業が大幅に短縮
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経営企画本部 事業企画部
課長 松崎 憲一朗 様

タカマツハウス株式会社ではデバイス管理とセキュリティ強化を目的に「OPTiM Biz」を導入しました。他社と比較して手厚いサポート体制が主な決め手でした。Windows端末USB制御・iOSデバイスの管理体制整備・キッティング作業の効率化が主な課題であり、導入後は、従来1~2時間を要していたキッティング作業が大幅に短縮され、セキュリティレベルの向上と運用管理の効率化を実現しました。
今回は、経営企画本部 事業企画部 課長の松崎 憲一朗氏に、導入前の課題や製品選定のポイント、現在の活用状況、そして今後の展望について詳しくお話を伺いました。

-貴社について教えてください。 髙松グループの住宅事業を担う企業として、首都圏を中心とした木造戸建住宅関連事業を手がけております。
土地の仕入れから企画、販売まで一貫した体制で、より良い住まいづくりに取り組んでいます。

分譲地ブランド「ミラクラス」では、土地の特性と住む人のライフスタイルに寄り添った、あたかも注文住宅のような特別なデザインと品質を備えた設計に加え、マンションの利便性を備えた希少な立地”マンション立地”を追求し、資産価値を備えた住まいを選び抜いた唯一無二の建売住宅です。
髙松グループの住宅部門を統括する中核企業として、さらなる価値創造に挑戦しております。

-ご担当者様の所属や、現在の業務について教えてください。 2023年よりシステム全般の担当として、これまでグループ会社に委託していたシステム関連業務を社内に取り込み、より細やかなニーズに対応できる体制を整えています。

特に注力しているのが、紙文化が根付いている当社のペーパーレス化です。
販売図面をはじめとする様々な場面で紙媒体が多用されている現状を目の当たりにし、
改革の必要性を感じました。
ペーパーレス化を通じて目指すのは、単なるコスト削減にとどまりません。ワークフローの可視化や業務プロセスの分析を通じて、より効率的な組織運営の実現を目指しています。

システム面から業務改革を推進し、組織の成長に貢献できることにやりがいを感じています。

Windows端末USB制御とiOSデバイスのキッティング作業の効率化が主な課題

-導入背景、悩み、導入以前の課題感について教えてください。 2023年に実施された親会社による定期監査で、Windows端末におけるUSB制御の必要性が指摘されたことがきっかけでした。

同時期に、業務用スマートフォンの管理体制とiOSデバイスのキッティング作業の効率化という課題にも直面していました。特にキッティング作業については、私が単独で担当していましたが、名刺管理システムやGoogleアプリケーション群、カードリーダー、経費精算システム、オーナー様向けアプリケーションなど、導入が必要なアプリケーションが多岐にわたり、1台の設定に1~2時間もの時間を要していました。
とりわけ中途入社が多い営業部門では、この作業が頻繁に発生していました。

また、一部の特殊なアプリケーションではApple IDによる管理が不可欠であり、この煩雑な管理作業に大きな負担を感じていました。

セキュリティの観点からも、業務用スマートフォンにLINEなどの管理外アプリケーションがインストールされている状況や、Wi-Fi設定を個人に委ねている現状は、重大な問題として認識していました。

これらの課題を解決するため、日頃からPC・モニター関連でお取引のあるネットコムBB社に相談を持ちかけ、グループ会社との取引実績を持つ信頼性の高いIT資産管理ベンダーをご紹介いただきました。

パートナー企業と一緒に何度も足を運んでくれた、オプティムの営業担当に好印象

「OPTiM Biz」を選定された理由、製品を選定する際に重視したポイントを教えていただきたいです。

タカマツハウス株式会社 様 インタビューイメージ
2024年6月より製品選定を開始し、慎重な検討を進めてまいりました。オプティム社の「OPTiM Biz」と、もう1社国産のIT資産管理ベンダーを選定して、比較評価を実施しました。
製品選定にあたっては、機能面については明確にやりたいこと、すなわちUSB制御とiOSキッティングの効率化が確実に実現できることを基準として設定しました。

最終的な決め手となったのは、充実したサポート体制でした。特にiOSのMDMについては、膨大なパラメータ設定が必要となり、専門的な知識が求められる領域です。両社にサポートを依頼する中で、オプティムの営業担当者は何度も足を運び、きめ細やかなサポートを提供してくださいました。対応が良いな、と好感が持てました。
また、製品の検証期間についても「OPTiM Biz」では十分な期間を設定していただき、すべての必要機能を確実に検証することができました。

このように、製品の機能面だけでなく、導入後のサポート体制も含めた総合的な評価を行い、「安心して使える」という観点を重視した結果、「OPTiM Biz」の導入を決定いたしました。

-実際の業務の中で、どのように「OPTiM Biz」を使われているか教えてください。 現在、情報セキュリティの強化と業務効率化を目的として、段階的にデバイス管理の整備を進めています。
MDMの機能を最大限活用するには端末の初期化が必要となるため、リプレースのタイミングに合わせて導入を進めており、現時点で約40台に適用しています。最終的な展開規模は、Windows PCが150台、iOS端末は全社員分となる予定です。
Windows PC環境では、以下の機能を活用し、全社的な管理体制を確立しています。

  • 外部記憶制御機能(USB制御)
  • インターネット接続管理機能(Wi-Fi接続管理)
  • Optimal Biz Remoteオプション(リモートサポート機能)
  • リモートワイプ機能
iOS端末については、以下の課題解決に利用しています。
  • キッティング作業の効率化
  • Apple ID管理の最適化
  • アプリケーション配布制御
  • セキュリティポリシーの統一
これにより、従来は個別に行っていた端末設定作業をMDMによる一括管理へと移行し、Wi-Fi設定やアプリケーション展開の効率化を実現しています。

タカマツハウス株式会社 様 パソコンの画面を操作している写真

「1台につき1~2時間ほどの工数が減らせたのがありがたい」

-導入により、課題はどのように解決されたかお聞かせください。また導入によって感じている効果があれば教えてください。 「OPTiM Biz」の導入により、大きな改善効果が表れています。
Web上で見える化した一元管理が実現し、USB制御をはじめとした、端末の利用状況を効率的に把握できるようになりました。

特にiOS端末のキッティング作業においては、標準化された設定の一括展開により、従来1~2時間を要していた作業が基本的に放置していれば良くなりました。単純に工数が減らせたのはありがたいです。

現在は、未管理の「野良アプリ」の把握と適切な管理体制の構築、Google Workspaceの制御の最適化など、新たな課題への取り組みを進めています。セキュリティレベルの向上と運用管理の効率化を両立させながら、システム環境の継続的な改善に注力しています。

-今後どのように活用していきたいですか。今後の構想や計画など、展望について教えてください。 今後の展開として、Windows環境におけるアプリケーション配信やWi-Fi管理の最適化を計画しています。併せて、ネットワークの監視体制と認証の仕組みについても強化を検討中です。

将来的には、Apple IDに依存しない運用体制の確立や、アプリケーションの導入制限強化など、さらなるセキュリティ向上に向けた取り組みを進めていく予定です。

また、「OPTiM Biz」への機能追加の要望として、ユーザー操作の録画機能があります。これは単なる監視目的ではなく、「見える化」による抑止効果を期待するものです。操作の可視化自体が、適切な利用を促す効果があると考えています。
このように、セキュリティと利便性のバランスを重視しながら、より良い業務環境の構築を目指しています。これらの施策を通じて、業務効率の向上とセキュリティリスクの低減を両立し、全社的なIT管理の最適化を推進してまいります。

-「OPTiM Biz」の利用を検討されている方々に対し、メッセージをお願いします。 「OPTiM Biz」は、IT管理の専門スタッフが十分でない企業様にも安心してご利用いただける製品だと思います。オプティム社が頑張ってフォローしてくれます。
また価格体系がシンプルで分かりやすく、初期投資を抑えたい企業様にもおすすめです。他製品では初期費用が高額になりがちですが、「OPTiM Biz」は導入のハードルが低く、スモールスタートに適しています。

導入を検討されている方々には、まずは実際の操作感や運用イメージを体験していただくことをお勧めします。きっと、使いやすさと安心感を実感していただけると思います。

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タカマツハウス株式会社

(東京都渋谷区 代表取締役社長 藤原 元彦 2019年4月設立)

タカマツハウスは髙松グループが2019年に新たに設立した、木造戸建住宅事業会社です。歴史と伝統ある企業グループにおける信頼感と、令和に創業したベンチャースピリットを武器に戸建住宅業界に新たな価値を提供して参ります。
不動産売買仲介のプロフェッショナル集団であるタカマツハウス不動産と共に、タカマツハウスグループとして、住まいづくりを通じてたくさんの幸せを実現して参ります。

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株式会社ネットコムBB (導入サポート企業)

(東京都中央区 代表取締役社長 松岡 実信 2005年3月設立)

2005年の設立から、ISP事業(インターネットサービスプロバイダ)を根幹とし、インターネットを活用した様々なソリューションをご提供しております。
インターネットのプロフェッショナルとして高い技術力とスピード感を持った対応でお客様の課題解決へ努めてまいります。

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