画像解析サービス「OPTiM AI Camera」、飯田お練りまつりの混雑を可視化

株式会社オプティムが提供する、クラウド画像解析による混雑可視化サービス「OPTiM AI Camera」が、長野県飯田市で、2022年3月25日から27日に開催される「飯田お練りまつり」に導入される。

祭りの期間中、混雑状況が地図上で確認可能に

今回、「OPTiM AI Camera」はレッドフォックス株式会社の営業活動管理アプリ「cyzen（サイゼン）」と連携、これをベースにした「飯田お練りまつり」公式案内サイト「NERIなび」上で、街中の混雑状況をリアルタイムに発信する。

具体的には、市内の周辺6地点に設置したカメラ画像を、「OPTiM AI Camera」によってリアルタイムに解析、APIを介して公式案内サイト「NERIなび」に提供する。これにより、「NERIなび」の地図上に混雑状況を表示する。

来場客は「NERIなび」サイトを確認することで、街中の混雑状況を確認して、混雑していない場所で「大名行列」や「東野大獅子」を見物したり、時間帯をずらして参加することができる。また、密接・密集対策が行われている様子を確認することで安心して来場することが可能。

「飯田お練りまつり」は、大宮諏訪神社の式年大祭に奉納される祭りで、前回は延べ32万人超の来場者を記録した。開催にあたって、新型コロナウイルスの感染拡大により密のリスクへの対応が求められていることから、混雑状況の可視化を行い、混雑の分散や、見物客・地元住民への安心感の醸成を促し、安心・安全な祭りの開催を支援するという。

大人数が集まるイベントでも混雑可視化ができる「OPTiM AI Camera」

「OPTiM AI Camera」とは、監視カメラを活用し、クラウドで画像解析を行うAI画像解析サービス。画像解析のための専用ハードウェア導入が不要なため、手軽に利用できる。

プライバシーに配慮しながら、人数カウントや混雑状況可視化など、デジタルマーケティングや感染症対策に役立つデータが取得できる。

飲食店内などの屋内での利用に適した詳細モード、屋内外両方での利用に適した標準モード、大通りやイベント広場などの人が密集する場所での利用に適した広域モードがあり、さまざまなシーンで活用可能だ。