帳票管理システムおすすめ15選!システム選びのポイントと共に紹介
公開日:2024/11/28
「帳票管理システムを導入したいけれど、どのシステムがおすすめなの?」
「帳票管理システムを選びたいけれど、どれを選んだらいいのかがわからない。自社の課題に合ったシステムはどれ?」
帳票を効率的に管理するために、帳票管理システムを導入したいとお考えの方も多いのではないでしょうか?
しかし帳票管理システムとひとことでいっても、さまざまな種類があり、自社ではどのシステムを導入すればいいのかわからず迷ってしまう担当者の方も多いでしょう。
結論から申し上げますと、帳票管理システムを導入するのなら、次に挙げる15のシステムの中からお選びいただくのがおすすめです。
【帳票管理システムおすすめ15選】
システム | おすすめの企業 |
OPTiM 電子帳簿保存 | 帳票管理の手間をAIで大幅に削減したい |
invox 電子帳簿保存 | 低コストでシンプルな帳票管理システムでミニマムに始めたい |
楽々電子保存 | まずは帳票保管から始めるが、今後作成や送付も電子化したい |
SATSAVE | 低コストで安全に帳票の受け渡しがしたい |
invoiceAgent 電子取引 | 帳票管理の手間を自動化し、大幅に削減したい |
バクラク電子帳簿保存 | 不慣れな社員でも簡単に使える帳票管理システムが導入したい |
MakeLeaps | 定期的に同じような内容の請求書を送ることが多い、請求書作成の手間を削減したい |
奉行Edge 受取請求書DXクラウド | 受領した請求書の処理にかかる業務負担を減らしたい |
Bill One | 受領した請求書をデータ化してシステムに保存する手間を代行して欲しい |
BtoB プラットフォーム請求書 | 請求書の送付と受け取りどちらもひとつのシステムで行いたい |
マネーフォワード クラウドインボイス | 請求書の送付か受領どちらかだけを選んでシステム導入したい |
Concur Invoice | 経費の分析機能を活用して経営を効率化したい |
Create!Form | あらゆる帳票を簡単に自社独自で使いやすく作成したい |
freee 会計 | 会計や確定申告に関する帳票を簡単に作成したい |
Misoca | 帳票作成から送付までを簡単に行いたい |
上記の表に記載されている帳票管理システムはどれもおすすめできるものばかりです。
しかし、おすすめの帳票管理システムだからといって、どれでもいい訳ではありません。
なぜなら帳票管理システムはそれぞれ機能や特徴が異なるため、各システムそれぞれ、向いている企業もあればそうでない企業もあるからです。
それを理解しないまま帳票管理システムを選んでしまえば、自社がシステムで解決したかった課題が解決できず、システム費用だけを支払うことになってしまいます。
そのような事態に陥らないように、この記事では帳票管理システムを選ぶポイントや、それぞれのシステムの特徴について詳しく解説します。
【この記事を読めばわかること】
- 帳票管理システムを選ぶポイントを理解することで、自社に合った帳票管理システムが選べるようになる
- 解決したい課題に合わせたおすすめの帳票管理システムを知ることで、自社にピッタリの帳票管理システムを15選の中から選ぶことができる
この記事をお読みいただければ、自社の抱える課題を解決できる帳票管理システムを選ぶことができるようになるはずです。
ぜひ最後までお読みください。
1. 帳票管理システムを選ぶ際に見るべき5つのポイント
おすすめの帳票管理システムを見る前に、まずは帳票管理システムを選ぶポイントについて見ていきましょう。
帳票管理システムを選ぶ際、見るべきポイントは次の5つです。
それぞれ詳しくみていきましょう。
1-1.電子帳簿保存法対応か
帳票管理システムを選ぶ際、見るべきポイントの1 つめは、電子帳簿保存法に対応しているかどうかです。
電子帳簿保存法の改正により、メールなどで電子的に送られてきた請求書などの帳票は、紙に印刷せずデータのまま保管することが義務付けられています。
保管にあたっては、
- データは改ざん防止の措置をとる
- 請求書を「日付・金額・取引先」で検索できるようにする
等の条件があり、適切に保管しなくてはなりません。
もし適切な保管がされていなければ、100万円以下の罰金刑が科せられる可能性や、追徴課税、推計課税といったペナルティを受ける可能性もあるのです。
保管を適切に行うために役立つ帳票管理システムですが、もし電子帳簿保存法に対応していない場合、法律に基づいた適切な保存をしていないとみなされ、上記のようなペナルティを受ける可能性もあります。
こういったことを避けるために、帳票管理システムが電子帳簿保存法に対応していることが重要です。
電子帳簿保存法に対応したシステムはJIIMA認証という認証を受けているかどうかで簡単に確認が可能です。
【JIIMA 認証とは】
「Japan Image and Information Management Association(公益社団法人日本文書情報マネジメント協会)」が認証する制度です。
電子帳簿保存法(電帳法)の要件を満たしているかをチェックし、法的要件を満たしていると判断したものを認証しています。
JIIMA認証についてはKW「JIIMA認証」記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。
JIIMA認証を受けているシステムは、公式サイトやパッケージに認証ロゴを掲載していることが多いので、そちらをチェックしてみるとよいでしょう。
1-2.帳票管理上の課題解決が叶う機能があるか
帳票管理システムを選ぶ際、見るべきポイントの2つめは、帳票管理をする上で自社が抱えている課題を解決できる機能があるかという点です。
帳票管理システムと言っても、帳票を適切に保管したいのか、帳票を簡単に作成したいのか、というように抱えている課題によって必要とする機能は異なります。
例えば電子帳簿保尊法に基づいて帳票を適切に保管したいなら、保管に特化したシステムが必要です。
電子で送られた請求書等と一緒に紙で送られてきた帳票を保管したいなら、OCRなどの機能がある帳票管理システムがよいでしょう。
発注書や請求書などの帳票を簡単に作成したいなら、帳票作成の機能が備わった帳票管理システムを選ぶ必要があります。
自社が解決したい課題に合ったシステムを選ばなければ、必要とする機能が備わっておらず、課題解決には繋がらないのです。
これを防ぐためには、まずは自社が帳票管理においてどのような課題を抱えているのか、課題解決のためにはどんな機能が必要なのかを整理した上で、帳票管理システムを選ぶことが大切です。
1-3.希望する規模感で導入・運用できるか
帳票管理システムを選ぶ際、見るべきポイントの3つめは、自社が希望する規模感で導入・運用できるかという点です。
帳票管理システムは、選ぶシステムにより、利用できるユーザー数や、保管できる書類の数が異なります。
ユーザー数や保管できる書類の数が自社の希望する規模よりも少なければ、適切な運用ができず、帳簿管理システムをきちんと活用することはできません。
一方、ユーザー数や保管できる容量が多ければそれだけ月額コストも高くなりますから、自社が希望する規模よりも大きすぎるシステムやプランを選んでしまえば、無駄なコストを支払うことになってしまいます。
そういった事態を防ぐためには、 自社が希望する規模感を見極めたうえで、それにあったプランがあるシステムを選ぶことが大切 です。
【希望の規模感で導入・運用するために確認しておくべきポイント】
- 帳簿管理システムを利用できるユーザー数
- 保管できる書類の数(月別・年別での上限)
- プラン別の料金設定
帳簿管理システムを選ぶ際は、自社がどれくらいの規模間でシステムを利用するかを考えた上で、それに合った規模のプランを提供してくれるシステムを選びましょう。
1-4.自社に適した提供形態か
帳票管理システムを選ぶ際、見るべきポイントの4 つめは、自社に適した提供形態かどうかという点です。
帳票管理システムは大きく分けて、クラウド型とオンプレミス型の2つがあります。
それぞれの特徴は次の通りです。
【帳簿管理システムの種類】
種類 | 特徴 |
---|---|
クラウド型 |
インターネット経由で利用する帳簿管理システム。 インフラやシステムの管理が不要で導入がしやすい。 コストも比較的安く抑えることができる。 |
オンプレミス型 |
企業内のサーバーに導入して利用し、社内ネットワークからアクセスする。 セキュリティやカスタマイズ性が高く、外部のインターネット回線とつながっていなくても社内LANだけで利用できる。 コストは高く、導入に数十万から数百万かかることもある |
クラウド型とオンプレミス型は、それぞれ、メリットとデメリットがあります。
価格を抑えて簡単に導入したい企業にはクラウド型、価格が高くてもセキュリティが高く、自社に合わせて細かくカスタマイズできるシステムを選びたい企業にはオンプレミス型がおすすめです。
自社の導入規模や条件を考えた上で、クラウド型かオンプレミス型かを選びましょう。
1-5.使いやすいシステムか
帳票管理システムを選ぶ際、見るべきポイントの5 つめは、そのシステムが自社の社員が使いやすいシステムかどうかです。
なぜなら、使いにくいシステムを導入してしまえば社内で活用されづらくなり、せっかく導入したシステムも無駄になってしまうからです。
例えば、自社で利用しているフォーマットに対応しているか、探している帳票が検索しやすいか、など自社の社員が使う上で使いやすいシステムを選ばなくてはなりません。
システムを選ぶ際は、次のような点をチェックしておくと使いやすさが確認できます。
【帳簿管理システムの使いやすさを左右するポイント】
- 画面の見やすさ
- 直感的に操作できる
- ボタンがわかりやすい
- ボタンの数が絞られておりすぐにわかる
- 必要な機能がきちんとトップ画面に記載されている
上記に挙げたポイントは公式サイトやデモ動画などで確認できますが、実際の使いやすさについては判断しにくい場合もあります。
そのため、基本的には無料トライアルがあるシステムで一度試してみることをおすすめします。
実際の操作がイメージでき、安心して導入することが可能です。
判断に迷った際は、無料トライアルがあるシステムをいくつか選び、実際に使ってみるとよいでしょう。
2.おすすめの帳票管理システム一覧
それではここからおすすめの帳票管理システムをご紹介していきます。
この記事で紹介するおすすめの帳票管理システムは次の通りです。
【おすすめの帳票管理システム15選・基本情報】
利用規模 | 料金(税込) | 提供形態 | 無料トライアル | |
---|---|---|---|---|
年間最大保存数36,000件 ※36,000件以上を希望する場合は別途見積/応相談 |
初期費用無料/月額10,978円~ |
クラウド型 |
あり |
|
100万件まで基本料金に含む(超過分は100万件ごとに月額税抜10,000円で追加可能) |
初期費用無料/月額2,178円~ |
クラウド型 |
あり |
|
要問い合わせ |
初期費用55,000円/月額18,700円~ |
クラウド型 |
あり |
|
ユーザー数無制限 |
初期費用無料/月額5,500円~ ※無料プランあり |
クラウド型 |
あり |
|
要問い合わせ |
初期費用無料/月額33,000円~ |
クラウド型 |
なし |
|
要問い合わせ |
初期費用無料/月額13,200円~ ※無料プランあり |
クラウド型 |
あり |
|
要問い合わせ |
初期費用無料/月額660円~/1ユーザー |
クラウド型 |
あり |
|
受領請求書枚数(年間)600枚 ※管理者1ライセンスの場合・ライセンス追加、枚数追加は可能 |
年間利用料171,600円~/月額14,300円~ |
クラウド型 |
なし |
|
請求書の受け取り月100件まで ※100件以上の場合は応相談・応見積もり |
初期費用無料/月額利用料は要問い合わせ ※無料プランあり |
クラウド型 |
あり |
|
有料プランであれば請求書作成は無制限 |
初期費用110,000円~/月額月額25,300円~ |
クラウド型 |
あり |
|
中堅・エンタープライズ企業向け |
要問い合わせ |
クラウド型 |
なし |
|
要問い合わせ |
要問い合わせ |
クラウド型 |
なし |
|
要問い合わせ |
1ライセンス220,000円~ ※機能によって異なる |
クラウド型 |
あり |
|
個人事業主~エンタープライズ企業 |
月額4,378円~ ※法人の場合 |
クラウド型 |
あり |
|
小規模~中規模企業 |
初期費用無料/年額9,680円 ※無料プランあり |
クラウド型 |
あり |
【おすすめの帳票管理システム15選・機能別紹介】
電子帳簿保存法対応 | インボイス対応 | 帳票保存 | 帳票作成 | 帳票送付 | OCR | タイムスタンプ機能 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
◎ |
◎ |
◎ |
× |
× |
◎ |
〇 ※オプション |
|
◎ |
× |
◎ |
× |
× |
◎ |
〇 (ベーシックプラン以上) |
|
◎ |
× |
◎ |
× |
× |
◎ |
◎ |
|
◎ |
× |
◎ |
× |
◎ |
× |
× |
|
◎ |
◎ |
◎ |
× |
× |
◎ |
◎ |
|
◎ |
◎ |
◎ |
× |
× |
◎ |
◎ |
|
◎ |
◎ |
△ ※MakeLeapsで作成・送付した帳票のみ保管 |
◎ |
◎ |
× |
× |
|
◎ |
◎ |
◎ |
× |
× |
◎ |
◎ |
|
◎ |
◎ |
◎ |
× |
× |
◎ |
◎ |
|
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
|
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
|
◎ |
◎ |
◎ |
× |
× |
◎ |
◎ |
|
要問い合わせ |
要問い合わせ |
× |
◎ |
× |
× |
× |
|
◎ |
◎ |
× |
◎ |
× |
× |
× |
|
◎ |
◎ |
× |
◎ |
◎ |
× |
× |
※2024年10月時点での情報です
次の章からは、帳票管理における以下の大まかなニーズごとにおすすめのシステムを紹介していきます。
自社に当てはまるニーズをクリックして、早速おすすめツールの詳細を確認してみましょう。
また、すでに気になるシステムがある場合は、上記の表のシステム名から詳細をご覧になれますので、そちらをクリックしてみてください。
3. 手間を抑えて適切に帳票を保管したい企業におすすめのシステム6選
ここからの章では、帳票管理における大まかなニーズごとにおすすめのシステムを紹介していきます。
まずは 「手間を抑えて適切に帳票を保管したい」企業におすすめのシステムを紹介 します。
紹介するシステムは次の6つです。
帳票管理システム | こんな企業におすすめ |
---|---|
OPTiM 電子帳簿保存 | 帳票管理の手間をAIで大幅に削減したい |
invox電子帳簿保存 | 低コストでシンプルな帳票管理システムでミニマムに始めたい |
楽々電子保存 | まずは帳票保管から始めるが、今後作成や送付も電子化したい |
SATSAVE | 低コストで安全に帳票の受け渡しがしたい |
invoiceAgent電子取引 | 帳票管理の手間を自動化し、大幅に削減したい |
バクラク電子帳簿保存 | 不慣れな社員でも簡単に使える帳票管理システムが導入したい |
それぞれ詳しくみていきましょう。
3-1. AIによる自動の情報入力で管理の効率化が叶う!OPTiM 電子帳簿保存
【OPTiM 電子帳簿保存】
提供形態 | クラウド |
---|---|
帳票保管 | ◎ |
帳票作成 | × |
帳票送付 | × |
電子帳簿保存法対応 | ◎ |
インボイス対応 | ◎ |
詳細な機能 |
|
無料トライアル | あり |
初期費用 | 無料 |
月額料金(税込) | スターターSI 10,978円(年間アップロード1,200・月間アップロード100) スターターS2 21,780円(年間アップロード6,000・月間アップロード500) スターターS3 32,780円(年間アップロード12,000・月間アップロード1,000) ビジネスB1 38,280円(年間アップロード18,000・月間アップロード1,500) ビジネスB2 42,780円(年間アップロード24,000・月間アップロード2,000) ビジネスB3 54,780円(年間アップロード360,00・月間アップロード3,000) |
OPTiM 電子帳簿保存は、システム上の管理台帳への記入を、AIで自動で行うことができるのが魅力の帳票管理システムです。
電子帳簿保存法に基づいた帳票管理では、帳票に記載されている取引年月日・取引金額・取引先などを台帳に入力し、検索できるようにしなくてはなりません。
自動入力機能がない帳票管理システムでは、人力で項目の打ち込みをする必要がありますが、1つずつの項目を打ち込むには時間と手間がかかります。
オペレーターによる打ち込みサービスがあるシステムもありますが、別料金なのでコストが増えてしまうのです。
OCRなど自動入力機能がある場合も、読み込みの精度が甘いと項目が正しく入力できず、確認の手間が必要となります。
その点、 OPTiM 電子帳簿保存 なら、PDFなどの状態の帳票に記載されている必要事項をAIが自動で読み込み、台帳に記入してくれます。
また、インボイス制度に必要な登録番号も、アップロードした書類からAIが自動で読み取り、自動で台帳に記入してくれます。
入力にかかる時間は1ファイル当たり5秒から10秒とかなりのスピードで、精度も高いため入力の手間を大幅に削減できるのです。
もちろん、自動入力した台帳を活用し、保管している帳票を検索することも可能です。
帳票管理のための業務をAI-OCRで大幅に削減し、効率化したいと考えている方はOPTiM 電子帳簿保存がおすすめです。
まずは無料トライアルから試してみてください。
3-2.必要な機能に絞ったシンプルなシステムで低コスト!invox電子帳簿保存
出典: invox電子帳簿保存
【invox電子帳簿保存】
提供形態 | クラウド |
---|---|
帳票保管 | ◎ |
帳票作成 | × |
帳票送付 | × |
電子帳簿保存法対応 | ◎ |
インボイス対応 | × |
詳細な機能 |
|
無料トライアル | あり |
初期費用 | 無料 |
月額料金(税込) | ミニマム 2,178円(セルフ入力・AI-OCR) ベーシック 10,780円(セルフ入力・AI-OCR、オペレーター入力) プロフェッショナル 32,780円(セルフ入力・AI-OCR、オペレーター入力) |
invox 電子帳簿保存は、必要な機能だけに絞ったシンプルな機能で、使いやすく低コストなのが魅力の帳票管理システムです。
invox電子帳簿保存は電子帳簿保存法に対応した帳票の保存に特化したシステムとなっており、ミニマムプランであれば初期費用無料、月額2,178円(税込)で利用が可能です。
低コストながら申請・承認ワークフローや書類のグルーピング、データの出力など必要な機能は備わっているため、ミニマムに帳票管理システムを導入したい企業に最適です。
ただ、他のシステムでは月額料金に含まれることの多いAI-OCRの利用は1件22円となっており、OCRを利用する件数によって利用料金が高額になることもあります。
ファイル名からの情報読み取り機能やタイムスタンプ機能、拡張項目設定機能等はベーシックプラン9,800円から利用可能となっているため注意が必要です。
機能は最小限でよいから、低コストな帳票管理システムをお探しなら、invox電子帳簿保存がよいでしょう。
3-3. 楽々シリーズと組み合わせて必要な機能を選べる!楽々電子保存
出典:楽々電子保存
【楽々電子保存】
提供形態 | クラウド |
---|---|
帳票保管 | ◎ |
帳票作成 | ×(自社ツールと連携可能) |
帳票送付 | ×(自社ツールと連携可能) |
電子帳簿保存法対応 | ◎ |
インボイス対応 | × |
詳細な機能 |
|
無料トライアル | あり |
初期費用 | 無料 |
月額料金(税込) | 月額18,700円(最大2,000ユーザー)~ |
楽々電子保存は、簡単な操作で電子帳簿保存法に対応した帳票の保存ができる帳票管理システムです。
楽々電子保存は、帳票作成に利用できる「楽々明細」を始めとする楽々シリーズのひとつで、楽々シリーズとの連携がしやすいのが特徴 です。
楽々電子保存自体は、帳票の保存に特化していますが、楽々明細や、請求書の受領に使える「楽々請求」などと組み合わせることで、帳票の作成・送付・保存までを一貫して行うこともできるようになります。
自社に必要な機能を選んで組み合わせることができるため、コストと機能のバランスがとりやすいのが魅力です。
また、取引先が楽々明細で発行・送付した請求書のみを保管する場合、楽々電子保存を無料で利用できるプランもあります。
帳票の作成・送付・保存までを行う帳票管理システムの導入も検討しつつ、保管から始めようと考えている場合は楽々電子保存から始めるのがよいでしょう。
3-4. 低コストで安全に帳票の受け渡しをしたいなら!SATSAVE
出典: SATSAVE
【SATSAVE】
提供形態 | クラウド |
---|---|
帳票保管 | ◎ |
帳票作成 | × |
帳票送付 | × |
電子帳簿保存法対応 | ◎ |
インボイス対応 | × |
詳細な機能 |
|
無料トライアル | あり |
初期費用 | 無料 |
月額料金(税込) | 無料プラン 0円(容量500MB) ライトプラン 5,500円(容量2GB) スタンダードプラン 22,000円(容量20GB) まとめてプラン 代表会社88,000円・関連会社1社5,500円(容量500GB) |
SATSAVE は、帳票の受け渡しと保管ができる帳票管理システムです。
簡易EDI機能を備えており、請求書を安全に取引先に送付することができます。
【簡易EDIとは】
Electronic Data Interchange(電子データ交換)を略した言葉でインターネットを通じて請求書などの帳票を安全かつスムーズにやり取りできる仕組みのこと
メールなどよりも安全性が高く、データの互換性が高いためやり取りがしやすい
請求書を受け取る取引先もSATSAVEを導入する必要がありますが、無料で利用ができるプランがあるため、導入を依頼しやすく安心です。
SATSAVEで受け取りや送付を行った帳票は、電子帳簿保存法に基づいてしっかりと自動で保管されます。
メールに請求書などの帳票を添付するよりも安全で、手間がないのがメリットです。
無料プランであっても500MBまでは帳票を無期限で保管することができます。
帳票の送付と保管を低コストで行いたい場合は、SATSAVEを選びましょう。
3-5. 仕分けやインボイスチェックを自動化して帳票管理の手間を大幅削減!invoiceAgent文書管理
出典: invoiceAgent文書管理
【invoiceAgent文書管理】
提供形態 | クラウド |
---|---|
帳票保管 | ◎ |
帳票作成 | × |
帳票送付 | × |
電子帳簿保存法対応 | ◎ |
インボイス対応 | ◎ |
詳細な機能 |
|
無料トライアル | なし |
初期費用 | 無料 |
月額料金(税込) | invoiceAgent 文書管理Entry 月額33,000円/10ユーザー~ |
invoiceAgent文書管理は、高度な帳票管理を自動で行うことができるのが魅力の帳票管理システムです。
多彩な機能を備えており、帳票管理の手間を大幅に自動化し削減することができます。
例えばインボイス制度では取引先から送られてきた請求書が適格請求書かどうかを確認する作業が必要です。
invoiceAgent文書管理は、受領した請求書が適格請求書かどうかを自動で判断し、仕分けしてくれます。
他の帳票管理システムにはなかなかない機能ですが、インボイス対応を効率化するためにはとても便利です。
経理担当者は、仕分けされた請求書に対し、適格請求書であれは保管、適格請求書でなければ取引先へ問い合わせるなどするだけでよいため大幅に管理コストが削減できるのです。
また、帳票は種類に応じて電子帳簿保存法に基づいて一定期間保管するもの、登記・訴訟関係書類のように永久保存すべきものがあります。
invoiceAgent文書管理では、種類に応じて文章のライフサイクル管理を行うことが可能で、⽂書の保存期間に応じた⾃動削除を行ってくれます。
期限が近づくとアラート機能があるシステムはありますが、自動削除までを行えるシステムは多くないため、こちらも注目すべき点です。
帳票管理の手間を自動化し、大幅に削減したいならinvoiceAgent文書管理をおすすめします。
3-6.直感的に誰でも使える帳票管理システムならバクラク電子帳簿保存
出典:バクラク電子帳簿保存
【バクラク電子帳簿保存】
提供形態 | クラウド |
---|---|
帳票保管 | ◎ |
帳票作成 | × |
帳票送付 | × |
電子帳簿保存法対応 | ◎ |
インボイス対応 | ◎ |
詳細な機能 |
|
無料トライアル |
なし |
初期費用 |
無料 |
月額料金(税込) |
無料プラン 0円(保管書類件数の上限:〜200件/月) 有料プラン 13,200円(保管書類件数の上限:〜1,000件/月)~ |
バクラク電子帳簿保存は、誰でも直感的に使えるわかりやすさが魅力の帳票管理システムです。
バクラク電子帳簿保存では、 あえて操作画面の表示項目を少なくしている のが特徴です。
項目を少なく設定しておくことで、操作画面がシンプルになり、初めての人でも直感的に操作できるようになっています。
実際導入した企業からも、
「マニュアルを見なくてもほとんどの人が使える」
「操作のしやすさや画面の分かりやすさに加えて費用も魅力的」
という声が多く寄せられています。
参考:バクラク電子帳簿保存
機能としては電子帳簿保存法とインボイス制度に対応しており、社内の帳票をしっかりと保管することができます。
帳票管理システムを導入したいけれど、社内での使い方などの研修はなるべく少なくしたい、IT に不慣れな社員でも使いやすいシステムを導入したいという企業は、バクラク電子帳簿保存をおすすめします。
4. 請求業務を効率化したい企業におすすめのシステム6選
次に紹介するのは、 帳票管理の中でも特に、請求書を作成するなど請求業務を効率化したい企業におすすめの帳票管理システム です。
請求業務を効率化したい企業にオススメの帳票管理システムは次の6つです。
帳票管理システム | こんな企業におすすめ |
---|---|
MakeLeaps | 定期的に同じような内容の請求書を送ることが多い、請求書作成の手間を削減したい |
奉行Edge 受取請求書DXクラウド | 受領した請求書の処理にかかる業務負担を減らしたい |
Bill One | 受領した請求書をデータ化してシステムに保存する手間を代行して欲しい |
BtoBプラットフォーム請求書 | 請求書の送付と受け取りどちらもひとつのシステムで行いたい |
マネーフォワードクラウドインボイス | 請求書の送付か受領どちらかだけを選んでシステム導入したい |
Concur Invoice | 経費の分析機能を活用して経営を効率化したい |
それぞれ詳しくみていきましょう。
4-1. 定期的な請求書作成の手間を大幅に削減!MakeLeaps
出典: MakeLeaps
【MakeLeaps】
提供形態 | クラウド |
---|---|
帳票保管 | △ ※MakeLeapsで作成・送付した帳票のみ |
帳票作成 | ◎ |
帳票送付 | ◎ |
電子帳簿保存法対応 | ◎ |
インボイス対応 | ◎ |
詳細な機能 |
|
無料トライアル |
あり |
初期費用 |
無料 |
月額料金(税込) |
無料プラン 0円(取引先の上限3社/ユーザー上限1人) 個人プラン 660円~/1ユーザー(取引先の上限10社/ユーザー上限3人) 法人プラン 1,100円~/1ユーザー(取引先の上限重量課金/ユーザー上限重量課金) エンタープライズプラン 33,000円~/1社(取引先の上限無制限/ユーザー上限無制限) |
MakeLeapsは、帳票の発行・承認・発送・入金管理までを丸ごと行うことができる帳票管理システムです。
【MakeLeapsで作成できる帳票】
- 見積書
- 発注書
- 納品書
- 請求書
- 検収書
- 領収書
- 支払通知書
- 作業報告書
- 注文請書
MakeLeapsでは、テンプレートに沿って必要なデータを入力していくだけで、電子帳簿保存法やインボイス制度に基づいた帳票をミスなく簡単に作成することができます。
定期的に作成する定額請求書などは、スケジュール設定をしておけばワンクリックで発行できるなど、取引先にある程度決まったパターンの請求書を送ることが多い企業に便利な機能が充実しています。
取引先に定期的に請求書を送る、ある程度パターン化した請求書を送る機会の多い企業で、請求書の作成や送付を簡単にしたいなら、MakeLeapsを選びましょう。
4-2. 受領した請求書の処理を簡単にしたいなら奉行Edge 受取請求書DXクラウド
【奉行Edge 受取請求書DXクラウド】
提供形態 | クラウド |
---|---|
帳票保管 | ◎ |
帳票作成 | × |
帳票送付 | × |
電子帳簿保存法対応 | ◎ |
インボイス対応 | ◎ |
詳細な機能 |
|
無料トライアル | なし |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額料金(税込) | 14,300円(受領請求書枚数年間600枚/管理者1ライセンスユーザー1ライセンス)~ |
奉行Edge 受取請求書DXクラウドは、受領した請求書の経理業務の負担を大幅に削減できる帳票管理システムです。
現場担当者が取引先から受け取った請求書をシステム上にアップロードするだけで、
支払い申請→支払い承認→支払い管理
までをペーパーレスで行うことができます。
請求書を元に自動で支払い予定表を作成してくれるので、支払い管理も簡単です。
受取請求書DXクラウドのシステム導入により、受領した請求書に係る業務時間を年間約72%、400時間削減できるというデータもあります。
受領した請求書の処理にかかる経理担当者の業務負担を減らしたい、効率化したいと考えているのなら、受取請求書DXクラウドを選びましょう。
4-3. 受領した請求書をシステム上に保存する手間を代行して欲しいならBill One
出典: Bill One
【Bill One】
提供形態 | クラウド |
---|---|
帳票保管 | ◎ |
帳票作成 | × |
帳票送付 | × |
電子帳簿保存法対応 | ◎ |
インボイス対応 | ◎ |
詳細な機能 |
|
無料トライアル | あり |
初期費用 | 無料 |
月額料金(税込) | 従業員数100名以下 無料(受け取り月100件以下) 従業員数101名以上の場合は見積もりにて料金提示 |
Bill One は、請求書の受け取りからデータ化、管理までを行ってくれる帳票管理システムです。
請求書を電子化したい場合、メールや紙で受け取った請求書を整理し、システムに保存する業務が必要になります。
しかし請求書の数が多いと、その整理の手間も大変です。
それを解消してくれるのがBill Oneです。
Bill Oneでは、まず取引先からの請求書はBillOneで受領されます。
請求書が紙の場合、取引先には郵送先住所をBill Oneの拠点へ変更してもらいます。
送られてきたデータはBill Oneでスキャンしデータ化してくれます。
また、メールの場合もBill One宛のアドレスに請求書を送信してもらうようにすれば、請求書データをBillOneがシステム上にアップロードしてくれるのです。
経理担当者や現場担当者はシステム上に請求書が保管された状態から支払い申請や承認作業などを行うことができるため、請求書業務を大幅に削減できるのです。
請求書の受け取りが月100 件までなら無料で利用できる のも魅力です。
請求書の受け取りから保管までの業務を削減したいならBill Oneを選びましょう。
4-4. 請求書の発行も受け取りもひとつのシステムで行いたいならBtoBプラットフォーム請求書
出典: BtoBプラットフォーム請求書
【BtoBプラットフォーム請求書】
提供形態 | クラウド |
---|---|
帳票保管 | ◎ |
帳票作成 | ◎ |
帳票送付 | ◎ |
電子帳簿保存法対応 | ◎ |
インボイス対応 | ◎ |
詳細な機能 |
|
無料トライアル | なし |
初期費用(税込) | 初期費用110,000円~ |
月額料金(税込) | 月額25,300円~ |
BtoBプラットフォーム 請求書は、請求書の発行と受け取りを、どちらもひとつもシステムで行うことができる帳票管理システムです。
請求書を発行する際の機能としては、CSVデータを使った請求書発行機能などを備えています。
これは、自社の販売管理システムで確定したCSVデータをアップロードすれば、複数の請求書を一斉に発行することができるというもので、請求書作成業務を大幅削減することが可能です。
発行した請求書はBtoBプラットフォーム 請求書上に置かれ、取引先はクラウド上で請求書を確認、ダウンロードできます。
受領側は、無料でBtoBプラットフォーム 請求書を導入して確認・ダウンロードができるため、取引先に負担なく請求業務のシステム化が進められるのもポイントです。
請求書の受け取りと保管機能も備えており、BtoBプラットフォーム請求書を通して取引先から送られてきた場合は自動でシステム上に保管されます。
紙で送られてきた請求書はAI-OCR機能を利用して簡単に電子保存することも可能です。
請求書の発行も受領もひとつのシステムで行いたい場合は、BtoBプラットフォーム請求書を選びましょう。
4-5. 請求書の送付・受領どちらかを選んでコスト削減したいならマネーフォワードクラウドインボイス
【マネーフォワードクラウドインボイス】
提供形態 | クラウド |
---|---|
帳票保管 | ◎ |
帳票作成 | ◎ |
帳票送付 | ◎ |
電子帳簿保存法対応 | ◎ |
インボイス対応 | ◎ |
詳細な機能 |
|
無料トライアル | なし |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額料金 | 要問い合わせ |
マネーフォワード クラウドインボイスは、請求書の送付と受領どちらも効率化できる帳票管理システムです。
送付だけのプラン、受領だけのプランが分けて用意されているため、どちらか一方だけ、または両方を選んで導入することが可能です。
送付プラン | 帳票データをアップロードするだけで、取引先ごとに自動で振り分けられ、ワンクリックで各取引先に応じた方法で送付する |
---|---|
受領プラン | 請求書をデータ化し、電子帳簿保存法に基づいて適切に保管できる |
送付プランでは、帳票テンプレートを利用してミスなく簡単にさまざまな帳票を作成することができるほか、販売管理システムなどと連携し、CSVファイル形式の請求先・請求情報を読み込んで、複数の請求書を一括作成することができます。
受領プランでは、紙やメールなどあらゆる形で送付された請求書を電子化して受け取ることができます。
紙の場合はAI-OCR・オペレーター入力で電子化し、マネーフォワード クラウドインボイスにアップロード、メールの場合は取引先に専用のメールアドレスに送付してもらえば、自動取り込みが可能です。
必要に応じて送付プランと受領プランのどちらかだけを選ぶことができるため、自社に必要な機能だけを導入してコスト削減につなげることができるのもメリットです。
将来的に両方の機能を導入し、帳票管理をすべて任せることも出来ます。
今はコストを押さえて受領だけ・送付だけと機能を絞りたいけど、将来的にどちらもシステムで効率化したいという場合は、マネーフォワード クラウドインボイスがよいでしょう。
4-6.経費の分析機能を活用して請求書の情報を活かすならConcurInvoice
【Concur Invoice】
提供形態 | クラウド |
---|---|
帳票保管 | ◎ |
帳票作成 | × |
帳票送付 | × |
電子帳簿保存法対応 | ◎ |
インボイス対応 | ◎ |
詳細な機能 |
|
無料トライアル | なし |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額料金 | 要問い合わせ |
Concur Invoiceは、帳票の中でも請求書の処理に特化した帳票管理システムで、支払いの処理だけでなく、請求書情報を分析し、経費情報を可視化できるのが特徴です。
取引先から受け取った請求書をConcur Invoice上にアップロードすれば、システム上で支払い申請、支払いの承認、支払い業務の管理、請求書の保管、経費の分析までを行うことができます。
経費の分析は「Concur Buisiness Intelligence」という機能で行うことが可能です。
これは請求書の情報を元に、経費の申請・支払い状況を統計レポート化して確認するもので、自社がどのような用途にどれくらいコストを支払っているかが可視化できます。
この機能を活用することで、帳票管理システムを請求書の支払い業務だけに利用するのではなく、経営の改善にも役立てることが可能です。
帳票管理システムを導入することで業務の効率化だけでなく、経営状況の可視化や改善に役立てたい場合はConcur Invoiceを選びましょう。
5. 帳票作成の工数を削減したい企業におすすめのシステム3選
この章では、帳票作成の工数を削減したい企業におすすめの帳票管理システムを3つ紹介します。
帳票作成の工数を削減したい企業におすすめするシステムは次の3つです。
帳票管理システム | こんな企業におすすめ |
---|---|
Create!Form | あらゆる帳票を簡単に自社独自で使いやすく作成したい |
freee 会計 | 会計や確定申告に関する帳票を簡単に作成したい |
Misoca | 帳票作成から送付までを簡単に行いたい |
それぞれ詳しくみていきましょう。
5-1. あらゆる帳票を簡単に使いやすく作成したいならCreate!Form
出典: Create!Form
【Create!Form】
提供形態 | クラウド |
---|---|
帳票保管 | × |
帳票作成 | ◎ |
帳票送付 | × |
電子帳簿保存法対応 | × |
インボイス対応 | × |
詳細な機能 |
|
無料トライアル | なし |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額料金(税込) | 1ライセンス220,000円~ 3ライセンス550,000円~ 5ライセンス880,000円~ 10ライセンス1,650,000円~ |
Create!Formはあらゆる帳票を簡単に作成できる帳票管理システムです。
【Create!Formで作成できる帳票】
|
自社で必要な項目を入れたオリジナルの帳票を、直感的な操作で簡単に作成することができます。
複合帳票などの複雑な帳票、0.01mm単位の緻密な位置合わせ、集計、演算、加工、編集も自由自在に行えます。
集計や画像などを入れて、使いやすい帳票に仕上げることができるため、現場での使いやすさが向上するのもメリットです。
また、PDF、Excel、Word で作られた既存帳票をインポート機能で簡単に取り込み、Create!Formで使えるデザインフォームとして利用することも可能です。
取り込んだデータをカスタマイズし、より自社に使いやすい帳票に変えることもできます。
より自社に合った帳票を簡単に作成したいならCreate!Formの導入をおすすめします。
5-2.確定申告など会計に関する帳票を簡単に作成したいなら freee 会計
出典:freee 会計
【freee 会計】
提供形態 | クラウド |
---|---|
帳票保管 | × |
帳票作成 | ◎ |
帳票送付 | × |
電子帳簿保存法対応 | ◎ |
インボイス対応 | ◎ |
詳細な機能 |
|
無料トライアル | なし |
初期費用 | 要問い合わせ |
月額料金(税込) | ひとり法人 月額4,378円(メンバー1人) スターター 月額8,008円+従量課金(メンバー3人) スタンダード 月額13,178円+従量課金(メンバー3人) |
freee 会計は、クラウドで使える会計ソフトで、決算書や控除明細など確定申告などに必要となる帳票を簡単に作成することが可能です。
freee 会計では特に会計業務に特化しており、帳票の中でも特に確定申告に必要となる確定申告書や収支内訳書、損益の通算の計算書などの帳票作成におすすめです。
会計の知識がない人でも勘定科目ごとに「どんな内容の経費なのか」など分かりやすいガイドが出るなど、使いやすいシステムになっており、経理担当者の人数が少ない、専門知識を持つ人が少ない中小企業にも最適です。
銀行口座やクレジットカードと連携して、明細から金額などのデータを自動で取得する機能もあり、入力の手間も省けます。
帳票の中でも特に確定申告など税務処理、会計処理に関わる帳票の作成を簡単にしたいと考えているのなら、freee 会計を選びましょう。
5-3. 無料プランがあり!帳票作成から送付までペーパーレスに対応するならMisoca
出典: Misoca
【Misoca】
提供形態 | クラウド |
帳票保管 | × |
帳票作成 | ◎ |
帳票送付 | ◎ |
電子帳簿保存法対応 | ◎ |
インボイス対応 | ◎ |
詳細な機能 |
|
---|---|
無料トライアル | あり |
初期費用 | 無料 |
月額料金(税込) | 無料プラン 月10通まで プラン15 年額9,680円(月15通まで) プラン100 年額36,850円(月100通まで) プラン1000 年額125,400円(月1000通まで) |
Misoca は見積書・納品書・請求書などの帳票をテンプレートを利用して簡単に作成できる帳票管理システムです。
テンプレートから作りたい帳票を選び、必要事項を入力するだけで、簡単に見やすく使いやすい帳票を作成できます。
自社情報は最初に登録しておけば自動反映され、品名や取引先情報は事前に登録しておけば選択するだけでよいため毎月の帳票作成業務が大幅に削減できます。
例えば見積書の場合、見積書のテンプレートを選べば、自社情報が自動で記入されます。
見積もりを出す商品は、事前登録した品名を検索すれば品名と紐づけられた1個あたりの単価が自動で反映されるので、見積もり数を入力すれば見積額が自動で計算されます。
記入ミスも少なくなるため安心です。
作成した帳票はそのまま自動でPDF化して、ワンクリックでメール送信することも可能です。
紙で印刷して送付することを希望する取引先には、印刷から発送までを代行してもらうこともできます。
帳票を簡単に作成し、送付まで行いたい場合はMisocaがよいでしょう。
6. まとめ
帳票管理システムについて、選び方やおすすめのシステム15選をご紹介しました。
今回紹介したおすすめの帳票管理システムは次の15選です。
利用規模 | 料金(税込) | 提供形態 | 無料トライアル | |
---|---|---|---|---|
年間最大保存数36,000件 ※36,000件以上を希望する場合は別途見積/応相談 |
初期費用無料/月額10,978円~ |
クラウド型 |
あり |
|
100万件まで基本料金に含む(超過分は100万件ごとに月額税抜10,000円で追加可能) |
初期費用無料/月額2,178円~ |
クラウド型 |
あり |
|
要問い合わせ |
初期費用55,000円/月額18,700円~ |
クラウド型 |
あり |
|
ユーザー数無制限 |
初期費用無料/月額5,500円~ ※無料プランあり |
クラウド型 |
あり |
|
要問い合わせ |
初期費用無料/月額33,000円~ |
クラウド型 |
なし |
|
要問い合わせ |
初期費用無料/月額13,200円~ ※無料プランあり |
クラウド型 |
あり |
|
要問い合わせ |
初期費用無料/月額660円~/1ユーザー |
クラウド型 |
あり |
|
受領請求書枚数(年間)600枚 ※管理者1ライセンスの場合・ライセンス追加、枚数追加は可能 |
年間利用料171,600円~/月額14,300円~ |
クラウド型 |
なし |
|
請求書の受け取り月100件まで ※100件以上の場合は応相談・応見積もり |
初期費用無料/月額利用料は要問い合わせ ※無料プランあり |
クラウド型 |
あり |
|
有料プランであれば請求書作成は無制限 |
初期費用110,000円~/月額月額25,300円~ |
クラウド型 |
あり |
|
中堅・エンタープライズ企業向け |
要問い合わせ |
クラウド型 |
なし |
|
要問い合わせ |
要問い合わせ |
クラウド型 |
なし |
|
要問い合わせ |
1ライセンス220,000円~ ※機能によって異なる |
クラウド型 |
あり |
|
個人事業主~エンタープライズ企業 |
月額4,378円~ ※法人の場合 |
クラウド型 |
あり |
|
小規模~中規模企業 |
初期費用無料/年額9,680円 ※無料プランあり |
クラウド型 |
あり |
帳票は企業が業務を行う上で欠かせないものですから、保管、作成、送付を、しっかりと法律に基づいてきちんと行うことができるようにすることが大切です。
帳票管理システムは、帳票の保管、作成、送付の面で業務に役立ち、セキュリティ対策や効率化に効果を発揮してくれます。
今回紹介した15選を参考に、自社に役立つ帳票管理システムを選んでみてはいかがでしょうか。